<中華経済>伊藤忠商事が康師傅の親会社に20%出資―中国

Record China    2008年11月23日(日) 7時19分

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20日、伊藤忠商事は中国本土と台湾の食品・流通大手である頂新グループの持ち株会社、頂新(ケイマン)ホールディングに20%を出資すると発表した。出資額は7億1000万米ドル(689億円)で、頂新は伊藤忠商事の持分法適用会社となる。写真は頂新グループ。

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2008年11月21日、21日付香港・経済通によると、伊藤忠商事は20日、中国本土と台湾の食品・流通大手である頂新グループの持ち株会社、頂新(ケイマン)ホールディングに20%を出資すると発表した。出資額は7億1000万米ドル(689億円)で、頂新は伊藤忠商事の持分法適用会社となる。手続きは09年5月の完了を見込む。

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伊藤忠の公告によると、今後は内需拡大が見込まれる中国本土市場に、伊藤忠商事が持つ経営管理や、日本流の食品安全管理方法、品質向上などのノウハウを持ち込むことで、頂新の企業価値の向上を目指す。

頂新は、即席めんや飲料で中国シェアトップの香港上場会社、康師傅控股有限公司をグループの中核に、中国本土と台湾で食品製造・販売、外食チェーン、小売などの事業を展開する。頂新グループの売上高は約4000億円と中国最大規模。頂新は康師傅に36.6%を出資する。

伊藤忠は02年9月に頂新と包括戦略提携を締結。他の日本企業とも共同で、コンビニエンスストアや飲料製造、製パンなど事業分野で合弁会社を設立し、提携関係を強化してきた。(翻訳・編集/KS)

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