Record China 2008年11月23日(日) 15時24分
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22日、社員教育としてトイレのマナー指導を取り入れたという企業の報道が、中国国内で大きな反響を呼んでいる。写真は済南市にある「5つ星トイレ」。
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2008年11月22日、広州日報は、先ごろ社員教育としてトイレのマナー指導を取り入れたという企業を紹介。この報道は中国国内で大きな反響を呼び、大手ポータル・新浪が調査を実施したところ、約4割のネットユーザーがこの取り組みを支持していることが明らかとなった。
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一見風変りな社員教育が、なぜこれほどの支持を集めたのか?広州日報はその理由を探るべく、広東省広州市内の各所トイレで調査を敢行。一般利用者、清掃作業員などから生の声を聞いた。
「マナー指導には、両手を挙げて賛成するわ」と話すのは女性の温(ウェン)さん。トイレ内に汚物入れが備え付けられているにもかかわらず、めちゃくちゃな捨て方をする人もいるという。「便器の周囲を汚せば、後から使う人の迷惑になる」と温さん。
「多くが洗った手をハンカチで拭かずに、パパっと振るだけ。水滴をかけられたこともある」。マナー指導に賛成する男性の宗(ソン)さんは、「トイレ内の一つ一つの行動が、他人に大きな影響を与えている」と指摘する。
「利用者のマナーが向上することをもちろん望んでいる」と清掃作業員の女性は話す。排泄物が便器の周囲に飛び散った光景をみるのはしょっちゅうという。なお、中山大学公共衛生学院の蘇宜香(スー・イーシアン)教授は、「国家、社会全体の公共衛生は、市民個々の衛生習慣に結び付いている」とし、トイレマナーの向上は、社会全体の公共衛生レベルの向上につながるとの見方を示している。(翻訳・編集/SN)
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