なぜ2位?文化大国世界1位「米国」に物言い!―中国

Record China    2008年11月25日(火) 7時30分

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22日、米国の雑誌が発表した世界で最も影響力のある文化国家に米国が選ばれ、中国が2位になったことに「おかしい。米国に文化はあるのか?」と異論を唱えるブログが登場。写真は京劇。

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2008年11月22日、米誌「ニューズウィーク(Newsweek)」最新号で発表された「21世紀以来、世界で最も影響力のある12大文化国家」の第1位に米国が選ばれ、中国が第2位になっていることに異論を唱えるブログが出現。

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ブログサイト「新浪博客(ブログ)」に張敬偉の名で登録している作者は、「そもそも12大文化国家の選出自体がおかしい」と主張。文化レベルよりもGDP(国内総生産)の額で決定したのではないかとの疑問をぶつけている。また「米国が1位というのも納得がいかない」として「米国メディア主催の投票だから米国が1位になったとすれば、それは米国人に謙虚さのない証拠だ」とまで言い切った。

欧州諸国から見れば「米国に文化などない」というのが常識であるし、「米国は欧州という母体から生まれた庶子(相続権のない子供)。文化を持たないのが特徴」との意見もあると説明。またマクドナルドやコカコーラ、ディズニーなどに代表される米国の文化は「消費文化」であり経済的「文化侵略」と批評する欧州人の声も紹介した。

「こんな米国の次に甘んじるくらいなら、2位と3位を本当の歴史文化を持つエジプトとインドに潔く譲ったほうがまし」と作者は結んでいる。(翻訳・編集/本郷)

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