<金融危機>中国人観光客は「救いの神」、大誘致合戦!―ニューヨーク

Record China    2008年11月25日(火) 19時19分

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23日、深刻な金融危機にあえぐ米国は、中国人観光客を「救いの神」として本格的な誘致に乗り出した。中国語ガイドを増員し、朝食に中華メニューを増やす大手ホテルも出現したという。写真は6月、米国ツアー解禁後の第1陣中国人団体客。

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2008年11月23日、香港文匯報は、深刻な金融危機にあえぐ米国が、中国人観光客を「救いの神」として本格的な誘致に乗り出したと伝えた。中国語ガイドを増員し、朝食に中華メニューを増やす大手ホテルも出現したという。

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ニューヨーク観光局中国代表所によると、中国人観光客が1年間に米国旅行で消費する額は15億ドル(約1450億円)を突破。観光客数も07年は前年比6%近くも増加した。02年と比べると159%増になる。この「非常に高い消費力」を当て込んだ米観光当局は今、「冬のウォール街」を主力商品に据え、ミシガン州やネバダ州へのツアーなども企画し、中国人観光客の取り込みに必死だ。

ニューヨークでは中国語ガイドが大幅に増員され、エンパイア・ステート・ビルや自由の女神など観光名所を案内する。有名なニューヨーク・マリオット・マーキースでは朝食に中華メニューを登場させた。メイシーズなどの老舗高級百貨店やインターコンチネンタル・ザ・バークレーなどの高級ホテルも上海で開かれた観光誘致のための催しに自ら赴くなど、中国人観光客向けの宣伝強化に全力を挙げているという。(翻訳・編集/NN)

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