2008年11月24日、新華網によると、チベット公安国境警備総隊に所属するチョモランマ（エベレスト）派出所が建設された。所属警備部員は20余名。標高5200mという現地の治安維持や国境警備、犯罪の撲滅を目的とするほか、観光客へのサービスも重要な職責になるという。

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チョモランマ派出所の所長によれば、チョモランマ北側のエリアはこれまでも警備が行われていたものの、設備の老朽化や観光客の増加から十分な対応ができないとして、新たに派出所を建設し警備態勢を強化することになったのだという。新派出所は、広さ1800平方メートルで最新の設備を備えている。

派出所が完成して以来、所属警備部員は毎日160kmもの巡邏を行っており、観光客から685件、2000余人の救援に応えたほか、空いた時間を利用して地域のゴミ3万5000tを集めて処分したという。（翻訳・編集/岡田）