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安渓県のお茶市場には、全国から人々が買い付けに集まってくる。
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2006年9月12日、福建(ふっけん)省泉州(せんしゅう)市安渓(あんけい)県にあるお茶市場は、すでに全国の茶卸売市場となった。中国ウーロン茶のふるさとである安渓県は人口107万人、鉄観音茶の発祥の地である。ここはかつて全国でも有名な貧しい地域だったが、2万7000haの茶畑があり、現在茶の年間生産量は4.2万tを超え、中国国内で生産されるウーロン茶の2分の1近くを占める。製品は60以上の国と地域に輸出され、年間の売上高は45億元(約675億円)にも上る。お茶関連の仕事に従事する人は約70万人おり、お茶は安渓人にとって他に替えがたい重要な産業となっている。
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