三峡ダムの貯水で爆破される古橋―重慶市

2006年9月10日、重慶（じゅうけい）市雲陽（うんよう）県にあるアーチ型石橋が、三峡ダムが156mの貯水を開始するにあたり、爆破される予定であることが分かった。9月13日、県の移民局や交通局などの各部門が調べて判明したことには、この橋は「古渓橋（グシチョウ）」と呼ばれ、高さは15.5m、幅4.6m、長さ23mである。「雲陽県誌」によると1923年に作られたもので83年の歴史がある。この橋は雲陽県、奉節（ほうせつ）、万（まん）県をつなぐ重要な街道上にあり、かつては郵便物の配達や、塩の交易のためにさかんに利用されていた。

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