<嫦娥1号>月面の最高地点は9840m、中国人が命名に?―中国

Record China    2008年11月29日(土) 8時47分

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28日、中国初の月探査衛星「嫦娥1号」の撮影画像を解析した結果、月面で最も標高が高い地点は世界最高峰のチョモランマより高い9840mであることが分かった。写真は07年10月、西昌衛星発射センターから打ち上げられた「嫦娥1号」。

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2008年11月28日、中国初の月探査衛星「嫦娥1号」が撮影した画像を解析した結果、月面で最も標高が高い場所は世界最高峰のチョモランマより1000m高い9840mであることが分かった。ニューサイト「東方網」が伝えた。

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記事によると、標高の最高地点に関しては1994年に米月探査機「クレメンタイン」が8000mであると結論付けてから更新されることはなかったが、今回「嫦娥1号」がこれを14年ぶりに塗り替える「快挙」となった。このほか、月の平均半径は1737.13km、赤道の平均半径は1737.646km、最も標高が低い場所は南極エイトケン盆地の9230kmであるとされた。

「嫦娥1号」プロジェクトのVLBI(超長基線電波干渉計)技術主任、平勁松(ピン・ジンソン)氏は「月面標高の最高地点と最低地点には、まだ名前がついていない。(今回の快挙で)中国人が命名することが出来れば」と語った。(翻訳・編集/NN)

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