Record China 2008年12月1日(月) 14時43分
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29日、人民日報海外版は結婚相手を決める時に恋愛感情よりも相手の「家柄」を重視する人が増えてきていることを報じた。ただしかつてとは「家柄」の指す意味が異なっているという。写真は趣向を凝らした中国各地の結婚式。
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2008年11月29日、人民日報海外版は結婚相手を決める時に恋愛感情よりも相手の「家柄」を重視する人が増えてきていることを報じた。ただし財産、身分で決まっていた家柄とは少々異なっており、いわば新「家柄」時代とでもいうべき状況を迎えているという。
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中国の改革開放とは経済を変えたのみならず、人々の精神をも解放するものだった。結婚に関しても、人に紹介され見合った家柄の相手と結婚した時代から恋愛結婚の時代へと大きな変化を見せた。しかし幸福な恋愛結婚で結ばれたはずの世代は離婚率も高く、先輩たちの失敗を見た新世代には再び相手の「家柄」を重視する風潮が生まれていると人民日報は指摘する。
ただし「家柄」といっても財力、身分ばかりを重視したかつてのものとは異なっている。。すなわち新たな「家柄」とは学歴、家庭環境、出身地、職業、生活環境などさまざまな条件を含むもので、こうした「家柄」の一致は同じ価値観を有することを意味し、互いを理解した上で結婚生活を送ることを可能にすると受け止められているようだ。
結婚紹介所の心理カウンセラー・胡展鴻(フー・ジャンホン)氏によると、こうした新「家柄」の重視はすでに結婚相手捜しの基本になっているという。今ではまず相手の細かな条件を逐一チェックし、その条件に納得した上で結婚に向けての話し合いがスタートするのだとか。もっともあまりにも機械的な選択方法は相手に「心から愛しているのだろうか?」との不安を与える場合もあると胡氏はコメントしている。(翻訳・編集/KT)
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