<金融危機>「買い物天国」香港が閑古鳥の危機―韓国メディア

Record China    2008年11月30日(日) 7時5分

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27日、韓国メディアは、世界的な金融危機が香港の「買い物天国」の座を脅かしていると伝えた。いつもなら客であふれる名だたるブランド店も、現在は客足が遠のいているという。写真は香港のショッピングスポット。

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2008年11月27日、韓国の聯合ニュースは、世界的な金融危機が香港の「買い物天国」の座を脅かしていると伝えた。いつもなら客であふれる名だたるブランド店も、現在は客足が遠のいているという。28日付で環球時報が伝えた。

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よくブランド店に足を運ぶという女性は、「去年の今頃はどの店もお客でいっぱいだったのに、今年は違う」と話す。例年クリスマスや年末年始の時期には世界各地からの買い物客でごった返す香港のブランド店だが、今年は祝日効果も期待できないようだ。外国人観光客が減少し、香港の消費者も財布の紐を締めているため、飲食業も苦戦を強いられている。ある韓国料理店店長は「10月以降、売り上げが30%も減った」と話す。以前は予約が必要だったが、現在は店内の約半分が空席だ。

こうした現状の最も大きな要因として、金融危機が不動産や株などの資産価値を大幅に下げ、消費者の購買意欲が低下したことが挙げられる。また、銀行の大量リストラによる失業不安も香港人の消費意欲低下の要因になったようだ。大韓貿易振興公社・香港商業センターの朴恩均課長は、「金融危機や実体経済の不景気は長期化する傾向にあり、金融、観光、ショッピングのメッカである香港は直に打撃を受ける。アジアの買い物の中心という地位が揺らぐと懸念されている」と述べた。(翻訳・編集/中原)

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