2008年11月28日、「中国青年報」は最近中国で増えている女性のある傾向について報道。昨年日本で流行した「干物女」そのものの生活を送る若い女性たちを紹介している。

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日本の07年流行語大賞ベスト10には入らなかった「干物女」だが、原作漫画「ホタルノヒカリ」がドラマ化され、主人公の女性の生きかたを表した言葉は中国でも話題に。同紙は、「仕事に出かけるときはきちんとしたスキのない格好」だが「家ではジャージ上下」「すっぴんで髪はボサボサ」「ビールを飲み、猫と会話」「外出はおっくう」という女性が確実に増えていると報道。

中国青年報社会調査センターがポータルサイト「新浪」の女性ユーザー1440人を対象に行った調査では、17．8％の女性が「干物女でありたい」と答え、43．8％が「干物女は女性の自我意識の覚醒を意味する」と理解を示した。

「結婚したくないわけではないけど、絶対に結婚したいわけでもない」と話す李さんは、自分を干物女と認めている。「自由で楽しく暮らすことが一番大切。結婚して失敗するのはイヤ」だという。06年の人口調査では北京と上海で暮らす独身男女が100万人を突破。高学歴で高収入の女性が「結婚しない」選択をする傾向が顕著になっている。（翻訳・編集/本郷）