偽iPhoneも!蔓延するパクリ携帯、権利侵害が深刻―中国

Record China    2008年12月1日(月) 17時2分

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12月1日、中国で有名ブランドの携帯電話などを真似たノンブランド品が市場を席巻している。理由はその安さだが、権利の侵害は相当深刻だという。写真は海外ブランド(写真右)にそっくりだと指摘されているレノボの携帯(写真左)。

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2008年12月1日、中国新聞網によると、中国で「山寨機」と呼ばれる、有名ブランドの携帯電話などを真似たノンブランド品が市場を席巻している。人気の主な理由はその安さだが、権利の侵害は相当深刻だという。

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記者が北京市の携帯電話市場を取材したところ、どの店にもひときわ価格の安い「山寨機」が並べられていた。ある店では、韓国サムソン社の「伯爵」というキャッチコピーで売られている携帯電話を真似た、「公爵」という名の“偽伯爵”が売られていた。本物の伯爵が6000元(約8万4000円)以上もするのに対し、偽伯爵はわずか650元(約9100円)という安さ。しかも見た目はそっくりで、見分けがつかない。また、米アップル社のiPhoneも、本物が4000元(約5万6000円)以上するのに対し、偽iPhoneは800元(約1万1200円)ほどで手に入るという。

こうした携帯電話市場は北京だけでなく、天津、南京、深セン上海など、中国各地の都市にあり、販売されている「山寨機」の多くは深センから運ばれてくるのだという。「山寨機」は単に安いだけでなく、それなりに高い機能も備えていることから人気が集まっているが、こうした機能やデザインが権利を侵害していることが問題視されており、中にはブランド名やロゴまでそっくりのまま真似ているものもあるという。(翻訳・編集/岡田)

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