女子学生が大学教授を「反革命」と訴える―上海市

Record China    2008年12月2日(火) 8時13分

拡大

1日、上海華東政法大学の楊師群教授が「授業中に政府を批判した」として、教え子の女子学生が現地当局に訴える騒ぎが発生、ネット上で物議を醸している。写真は華東政法大学。

(1 / 6 枚)

2008年12月1日、上海華東政法大学の楊師群(ヤン・シーチュン)教授が「授業中に政府を批判した」として、教え子の女子学生が現地当局に訴えるという騒ぎが発生、ネット上で物議を醸している。東方網が伝えた。

その他の写真

楊教授は11月24日、個人ブログで「ある学生が私を“反革命”と訴えた」と題した文章を掲載、たちまち多くのネットユーザーの間で論議を巻き起こった。騒ぎは楊教授が同日行った「古代中国語」の授業を受けた女子学生2人が、上海市の公安局と教育委員会に「密告」したというもの。両部門はすでに要訴追事件として提起した。

楊教授は「私にも自分の意見を発表する権利がある。気に入らないのなら私の授業を受けなければ良い」と反発。「教師を訴えるだけでも大したものだが、でっち上げの罪までなすりつけられた」と批判した。

ネットユーザーの多くは楊教授を擁護。「教師にも言論の自由はある」と女子学生を非難するが、中には「学生にも通報の権利はある。“密告”と呼ぶのはふさわしいのか」と疑問の声も聞かれた。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携