2008年12月3日、環球時報によると、韓国聯合ニュースは2日、北朝鮮産のズワイガニが輸出規制のため中国で安売りされていると報じた。

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北朝鮮産ズワイガニは日本が主な輸入国となっていたが、2006年7月のミサイル発射実験や同10月の核実験以降、日本が北朝鮮に対する経済制裁を開始。それに伴いズワイガニの輸入も規制され、価格が暴落した。その結果、行き場を失った北朝鮮産のズワイガニは中国の吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市へ流れるところとなった。

延吉市中心部の食料品市場では現在、北朝鮮産の活ズワイガニが1kg当たりたった30元（約420円）という価格で並んでおり、韓国産のズワイガニの10分の1の価格。韓国産のズワイガニを輸出していた韓国企業は次々に現地市場から撤退。これまでズワイガニは高価な韓国産が主流だったため一般市民が口にする機会はあまりなかったが、今ではズワイガニは延吉で飛ぶように売れているという。（翻訳・編集/岡田）