2008年12月4日、「中国の紅白」とも称される毎年恒例の大型年越し番組「春節聯歓晩会」について、中国国家広播電影電視総局(広電総局)が2日、09年の開催を前に主要テーマを打ち出した。京華時報の報道。

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「春節聯歓晩会(春晩)」は国営TV局・中央電視台が旧暦の大晦日に放送する大型娯楽番組。日本の紅白と違うのは、歌のほかに踊り、漫才、コント、雑技なども含まれる点。王太華(ワン・タイホア)局長によると、09年の春晩(09年1月25日放送)のテーマは「中華大聯歓」。中華民族の特色を大いに押し出す演出で、四川大地震の被災地救済、北京五輪、有人宇宙船「神舟7号」、改革開放30周年など08年の大きな出来事をふり返る。

また、王局長は重大な「厳重注意事項」を発表した。先の北京五輪の開会式で物議を醸した「口パク」騒動を受け、これらの「観客を欺く行為」を撲滅すべく、強く訴えた。これについては中国文化部が先月、コンサートなどでの「口パク」などを禁止する「営業性演出（商業性の公演）管理条例実施細則」の制定を発表している。違反した歌手や団体は氏名を公表し、2年以内に再度違反した場合は免許取り消し処分となる。(翻訳・編集/愛玉)