Record China 2008年12月5日(金) 12時53分
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4日、中国外交部は2日、仏大統領のダライ・ラマ14世との会談表明を受けた、インターネット上でのフランス製品ボイコット呼びかけについて、「国民は冷静に見守ってほしい」と呼びかけた。写真は仏系スーパー「カルフール」。
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2008年12月4日、中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官は2日、フランスのサルコジ大統領がダライ・ラマ14世と近く会談すると表明したことが原因で、インターネット上でフランス製品ボイコットの署名運動が盛り上がっている件に関し、「中国国民は冷静に見守ってほしい」と呼びかけた。東南快報が伝えた。
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劉報道官は2日の定例記者会見で、「フランスは中国の原則的な立場と重大な関心について十分理解している」とした上で、「中国と欧州連合(EU)各国首脳との会談にふさわしい雰囲気と条件のために、フランスは今まさに選択の時だ」と語り、サルコジ大統領とダライ・ラマとの会談中止を強く求めた。
また、ネット上でフランス製品ボイコットが呼びかけられていることに触れ、「中国はEUおよびフランスとの関係を非常に重視している。国民は冷静に見守ってほしい」と沈静化を呼びかけた。
この問題について英紙「ガーディアン」は、ドイツのメルケル首相が昨年ダライ・ラマと会見した際に中国とドイツの関係が損なわれなかった例などを挙げる一方で、チベット問題に関連して欧州で北京五輪聖火リレーの妨害事件が発生した影響で、中国で今春、フランス企業や製品のボイコット運動に発展したことに言及。フランスのビジネス界ではサルコジ大統領に対する不満が渦巻いている、と紹介している。(翻訳・編集/HA)
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