<サッカー>関係者が暴露「年齢詐称は日常茶飯事」、協会も積極関与!―中国

Record China    2008年12月5日(金) 16時40分

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4日、中国のサッカー界では年齢詐称が頻繁に行われており、しかも本来取り締まるべき立場の中国サッカー協会が積極的に関与していたという証言が飛び出した。写真は中国サッカー男子五輪代表チーム。

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2008年12月4日、内部関係者によると、中国のサッカー界では年齢詐称が頻繁に行われており、しかも本来取り締まるべき立場の中国サッカー協会が積極的に関与していたという。四川在線が伝えた。

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内情を暴露したのは、サッカー界で選手やコーチとして20年以上活躍して来たA氏。A氏によると年齢詐称が特に多かったのは、サッカープロ化への過渡期にあたる80年代後半から90年代初めにかけて。当時17歳で国家チーム入りし、最も若いと話題になった選手も実はサッカー協会からの指示で2歳サバを読んでいたという。

また、「20歳前後の選手がU17(17歳以下の選手)の試合に出場することはざらだった」とも証言する。試合後、審判の判定などでは相手チームとよくもめたが、話題が年齢詐称になるとお互い触れるに触れられず、公けにはされなかった、と話す。

さらにA氏は、本来取り締まるべきサッカー協会について、「協会は骨齢検査などを導入して年齢詐称を厳しく禁じる一方で、大きな大会の前には『秘密会議』を開催し、各チームから年齢オーバー選手のリストを持寄らせ、『公平』になるよう仲裁役を務めていた」と暴露する。

A氏がコーチをしていた少年チームの関係者が、協会との「お約束」を知らずに大会前に実際の年齢を記載したリストを提出したため、結局チームの半分以上の選手が失格となり散々の成績に終わったという笑えない事例さえあった、としている。(翻訳・編集/HA)

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