<中華経済>08年の航空業界、過去30年で最大規模の損失―中国

Record China    2008年12月7日(日) 6時46分

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5日、中国民用航空総局は、同国航空業界の08年の最終損失が280億元(約4000億円)に上り、過去30年間で最大規模になることを明かした。写真は北京の首都空港。

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2009年3月5日、中国の航空業界を統括する中国民用航空総局の楊国慶(ヤン・グオチン)副局長は第11期全国政治協商会議第2回会議の席で、航空業界全体の08年の最終損失が280億元(約4000億円)に上り、過去30年間で最大規模になることを明かした。中国新聞網が伝えた。

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楊副局長はこれほど巨額の赤字を計上した理由について、航空業界はもともと景気に左右されやすいことに加え、記録的な大雪や大地震の影響も大きかったと述べた。08年は貨物輸送量が大幅に減少、旅客輸送量も前年比3.3%増に止まり、全体では同2.4%増だった。今年1月には旅客輸送量に増加傾向が見られ、4000万元(約5億7000万円)の利潤を上げたが、同副局長は「金融危機の底はまだ見えていない。安易に楽観はできない」との見解を示した。

世界の航空業界の08年の最終損益は上半期の原油高と下半期の世界的な景気減速を受け、計80億ドル(約114億円)に達している。(翻訳・編集/NN)

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