2008年12月5日、来年香港で開催される「第5回東アジア競技大会」の予算が2億4000万香港ドルから2億香港ドルに縮減されることが明らかとなった。同大会準備委員会のティモシー・フォク（霍震霆）主席は、「香港経済が困難に直面していることが理由」としている。6日付で中国新聞網が伝えた。

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当初予算比16％減となるが、「予算をカットしても、大会の質は維持できる」とフォク主席は強調している。「東アジア競技大会」（East Asian Games：EAG）は、東アジア競技大会連合（East Asian Games Association：EAGA）が主催する総合競技大会。4年に1回開催されており、来年12月5日から13日の日程で第5回開催が予定されている。開幕までちょうど1年となった今月5日、同大会に参加する9の国・地域の代表団団長が「香港2009東アジア競技大会団長会議」に出席した。

同会議に出席したフォク主席は、「香港が特色あるハイレベルの大会を開催できることを望んでいる」と述べ、「香港をはじめとした国内外の専門家らが開会セレモニーの準備を進めており、安全対策や交通対策などを含めると開催準備には1年かかる」と説明している。（翻訳・編集/SN）