Record China 2008年12月8日(月) 17時3分
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7日、汚染粉ミルク事件から数か月、有害物質メラミンによる健康被害は人間だけでなく動物にも及んでいるようだ。汚染ドッグフードを食べて尿路結石になった飼い犬を安楽死させたという書き込みがネット上で話題になっている。写真がその犬。
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2008年12月7日、汚染粉ミルク事件から数か月、有害物質メラミンによる健康被害は人間だけでなく動物にも及んでいることが明らかとなった。汚染ドッグフードを食べて尿路結石になった飼い犬を安楽死させたという書き込みがネット上で話題になっている。重慶晩報の報道。
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シベリアンハスキーの陸虎(ルーフー)が肖(シャオ)家の一員になったのは06年6月、生後1か月のころだった。毎日忙しい肖さん夫婦はドッグフードを主食として与え、陸虎はすくすく成長した。ところが先月上旬あたりから、陸虎は食事を拒むようになった。肖さんと遊ぶ時も排尿の姿勢を繰り返し、苦しそうな表情を浮かべた。尿は毎回数滴しか出なくなり、色は濃い黄色になった。
排尿が難しくなった陸虎は、攻撃的な行動をとるように。肖さんやその友人に咬みついたこともあったという。先月14日、肖さんは陸虎を動物病院に連れて行き、精密検査を受けさせた。その結果、腎疾患の進行によって尿路結石を発症していることが明らかとなった。さらに獣医は「ドッグフードにメラミンが混入していた可能性がある。病気はすでに手遅れの状態となっているため、安楽死させるしかない」と宣告。肖さんは断腸の思いで同意したという。
肖さんがネット上に掲載した陸虎の死を悼む書き込みは、ネットユーザーの間で話題になった。中にはドッグフードの購入をやめて手作りの食事を与える飼い主も。飼い犬歴10年の趙(ジャオ)さんは「私の周囲の友人はみなこの書き込みを読みました。ドッグフードを買っている人はもういません」と話している。(翻訳・編集/SN)
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