野党がダライ・ラマ招待を計画、馬総統は反対の姿勢示す―台湾

Record China    2008年12月8日(月) 11時7分

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5日、台湾の馬英九総統は民進党が提案しているダライ・ラマ14世の台湾訪問に反対する姿勢を示した。写真は台湾を訪問した海峡両岸関係協会の陳雲林会長と会見する馬総統(右)。

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2008年12月5日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は民進党が提案しているダライ・ラマ14世の台湾訪問に反対する姿勢を示した。7日、東南快報が伝えた。

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馬総統は対中友好政策とそれによる経済的実利を重視することを明言している。しかし、世界的な景気後退は台湾経済にも影響、景気改善が見られないまま中国への譲歩を重ねているとして、野党・民進党は批判を強めている。蔡英文(ツァイ・インウェン)民進党主席は宗教団体との会談に限った目的で、ダライ・ラマ14世を招待する意向を示した。

こうした動きに対し、馬総統は反対の姿勢を打ち出した。金融危機が米英を直撃したこともあり、中国の国際的立場が強まっているなど、現在はダライ・ラマ14世を招待するのに「ふさわしい」時期ではなく、一時棚上げするべきと主張した。また現在、良好な中台関係を破壊する可能性があるとしている。(翻訳・編集/KT)

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