わずか51gだった「ちびパンダ」が生き延びた―四川省成都市

Record China    2006年9月15日(金) 17時52分

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生まれたときには体長が10cmもなかった「ちびパンダ」が無事成長し、ぬいぐるみのようにかわいくなった。

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2006年9月14日、四川(しせん)省成都(せいと)市にあるパンダ研究繁殖基地が、1か月前にここで誕生したわずか51gの「ちびパンダ」について、現在危険な時期を過ぎて体重1289gまで増加したと発表した。世界で人工飼育されたパンダの中で生き延びた、体重が最も少ない1匹となる。動物管理部の黄祥明(コウショミン)部長の紹介によると、このパンダは8月7日に生まれた双子の弟で、体重は兄の3分の1、体長はわずか8.7cmだった。あまりにも小さいため、出生時に母パンダはなんとその姿さえ見つけることができなかったという。センターの研究員が赤ちゃんパンダを救った時、体温はすでに34度以下に下がって危険な状態だったという。現在「51gのちびパンダ」はすでに、保育器からお母さんの元に戻された。その愛らしい小さな生命を忘れがたいものにするため、成都パンダ研究繁殖基地は子パンダによい名前をつけてくれるよう成都市民に呼びかけている。

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