2008年12月10日付香港・経済通によると、08年1−11月の期間、中国企業による国内外株式市場への上場数、資金調達額が過去3年来で最低を記録したことがわかった。前年の株式市場が活況だったのに対し、今年に入ってからの金融市場の混乱が上場数、資金調達額ともに悪影響を及ぼしたとされる。

中国の投資調査会社・清科集団によると、1−11月に国内外市場で上場した中国企業の数は前年同期比44．3％減の113社。全体を合わせた資金調達額は同75．3％減の218億2900万米ドルだった。1社平均の調達額は1億9300万米ドルとなった。

うち、海外上場した企業の数は同46．4％減の37社で、調達額は同46．4％減の69億2200万米ドル。国内に上場した企業の数は同27．6％減の76社、調達額は同72．6％減の149億700万米ドルだった。（翻訳・編集/KS）