「偉大な世界文明展」の箱明け式―北京市

2006年9月14日、北京市。中国初の世界文明をテーマにした大型総合展示会「偉大な世界文明展」が、今月28日に開幕する。この日北京のミレニアムモニュメントとして建てられた中華世紀壇で、この「偉大な世界文明芸術展」の箱開け式が行われ、美術品が無事に届いたかどうかを職員が点検した。今回公開される展示物328点は、紀元前3000年から紀元18世紀までの世界文化を代表する貴重な文化財だ。彫塑、青銅器、壁画、陶器、宝飾品などがあり、中には世界のトップクラスの芸術品がかなり含まれている。例えば古代ローマのトラヤヌス帝の像、古代ギリシアのビーナス像、古代エジプトのスフィンクス、インドのシヴァ神像など。2008年北京オリンピックにちなんで、特に古代ギリシアのスポーツを題材にした芸術品もいくつか選ばれた。これらの貴重な文化財と芸術品は、それぞれ欧米の14の有名な博物館から借りうけたもの。アメリカ最大の博物館であるメトロポリタン美術館、フィラデルフィア美術館、ペンシルバニア大学博物館、イタリアのトリノエジプト博物館、ローマ国立博物館など。

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