中国政府寄贈の絶滅危惧種・カラチョウザメがまた死亡―香港

Record China    2008年12月14日(日) 12時41分

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12日、中国政府が香港に贈った絶滅危惧種・カラチョウザメが香港オーシャンパークで病死していたことが分かった。6月にも1匹死亡したばかり。写真は同パークのカラチョウザメ。

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2008年12月12日、中国新聞社によると、香港の海洋テーマパーク・香港オーシャンパークで飼育されていた絶滅危惧種・カラチョウザメ1匹が3日に病死していたことが分かった。中国政府から今年贈られたばかりの貴重種の死に同園は大きな衝撃を受けている。

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カラチョウザメは1億4000万年前に誕生した、現存する最も古い脊椎動物の一種。今では生息数が激減し、人工繁殖が行われている。同テーマパークには北京五輪を記念しカラチョウザメ5匹が寄贈されていたが、今年6月にほかの魚に噛まれて1匹が死亡。その後さらに5匹が寄贈されたが、このたび外傷による感染症で新たに1匹が死亡した。

6月の死亡事故以後、同園はカラチョウザメ専用の水槽を設置し事故の再発防止に取り組んでいただけに大きな衝撃となった。現在は公開を一時中止し、中国本土の専門家と善後策を協議している。(翻訳・編集/KT)

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