Record China 2008年12月16日(火) 11時11分
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14日、世界有数の大峡谷である、チベットのヤルツァンボ大峡谷を一大観光エリアとして開発する計画が進んでいる。2010年までに、総合観光スポットが完成するという。写真はヤルツァンボ大峡谷。
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2008年12月14日、新華網によると、世界有数の大峡谷である、中国チベット自治区のヤルツァンボ(雅魯蔵布)大峡谷を一大観光エリアとして開発する計画が進んでいる。計画では2010年までに、雪山観光や峡谷のハイキング、温泉、ラフティングなどが楽しめる、総合観光スポットが完成するという。
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開発を担当している西蔵旅游股フェン有限公司によれば、開発は2005年から始められており、ヤルツァンボ河の水路プロジェクトには1330万元(約1億8600万円)が投入され、すでに運営が開始されている。今年は総額3億5000万元が投じられ、ビジターセンターや埠頭の整備、ナムチャバルワ(南迦巴瓦)展望台などの観光施設がすでに完成。水路と陸路の整備によって観光客が現地の観光スポットを訪れやすくなったという。チベット自治区旅游局の王松平(ワン・ソンピン)副局長は、大峡谷だけでなく、「中国でもっとも美しい」とされるナムチャバルワ山や、世界で3番目に大きいパランズァンボ峡谷なども見ることができるとしている。
09年には、4つ星クラスのホテルや大型レストラン、メンリン(米林)空港・埠頭や格[口葛]温泉なども完成する予定のほか、政府の開発によって高速道路や橋も開通する。(翻訳・編集/岡田)
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