20年間の火災事件132万件、死者5万人超―中国

Record China    2008年12月16日(火) 10時32分

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15日、経済成長に比例するように、火災事件も増加の一途をたどっている。1980〜2000年の20年間に中国で発生した火災事件は132万件。死者は5万人以上に上る。写真は9日発生した寧波市での火災。

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2008年12月15日、中国新聞網によると、消防専門サイト「中国消防在線」は、改革開放政策が始まって30年、中国経済は急速に成長したが、火災事件もそれに比例するように増加の一途をたどっており、とくに大規模な火災が頻発していると伝えた。

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1980〜2000年の20年間で発生した火災事件は132万件。死者は5万人以上、負傷者も8万人以上にのぼる。火災による直接的な経済損失は154億元以上だった。06年には、22万3000件の火災が発生しており、死者1517人、直接の損失額は7億8000万元。07年には、15万9000件の火災が発生し、死者1418人、9億9000万元の損失を出している。

この30年、火災事件は増え続けているものの、市民の消防意識の向上や、経済損失よりも人命を最優先させる方針、都市部だけでなく農村部での消防システムの充実が図られるようになるなど、消防に対する考え方に大きな変化があらわれているという。(翻訳・編集/岡田)

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