海賊版の横行など個性浮き彫り、ネットユーザーの国際比較で―中国

Record China    2008年12月17日(水) 15時20分

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11月24日、報告書「ワールドインターネットプロジェクトリポート2009」が発表された。同報告書は中国ネットユーザーの性格を浮き彫りにしている。写真は北京市で五輪に向け整備された無線ブロードバンドを使うネットユーザー。

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2008年11月、国際研究組織・ワールドインターネットプロジェクトによる報告書が発表された。同報告書は10か国のネットユーザーの傾向を比較しており、中国ネットユーザーの性格が浮き彫りとなった。12月15日、新浪網が伝えた。

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まず目をひく調査項目が「インターネット情報の信頼性」。中国都市在住ネットユーザーの70%が「信じられる情報は半分以下」と回答している。公的情報への信頼が低い中国では口コミ的性格が強いネット情報への信頼性が高いとも指摘されてきたが、意外な結果となった。

もう一つ、中国ネットユーザーが特徴的なのは映画やテレビ番組の視聴が多いこと。他国では動画よりも音楽のダウンロードが多いのに対し、中国ネットユーザーの49%は月に1度はネットで動画を視聴している。中国では海賊版に対する規制が弱く、自国や他国の番組を自由に視聴できる環境にあることが大きな違いと考えられる。(翻訳・編集/KT)

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