<四川大地震>土砂に飲まれた18遺体、7か月ぶりに発見―中国

Record China    2008年12月16日(火) 17時0分

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15日、5月に発生した四川大地震で車ごとがけ崩れに飲み込まれた18人の遺体が、震災から7か月たって発見されたことが分かった。これまでに15人の身元が判明しているという。写真は9月に撮影された四川大地震の震源地・映秀鎮。

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2008年12月15日、5月に発生した四川大地震で車ごとがけ崩れに飲み込まれた18人の遺体が、震災から7か月たってようやく発見されていたことが分かった。これまでに15人の身元が判明しているという。大洋網が伝えた。

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18人は震災当日、浙江省から27人乗りのバスで震源地に近い四川省の臥龍パンダ保護研究センターにパンダを引き取りに行く途中だった。うち9人は車外に脱出したが、6人は再び土砂に飲まれ、生還したのは3人だけ。残る18人は車ごとがけ崩れに飲み込まれ、そのまま行方不明となっていた。

発見当時、バスと遺体は10mの深さまで埋もれていた。発掘作業は20時間以上にも及んだが、18人分の遺体全てを回収。遺体は腐乱がひどかったが懸命な鑑識作業の結果、15人の身元が判明した。現場は腐臭がひどく細菌感染の危険があったため、遺族は立ち入りが出来なかったが、発掘作業に携わった警察官らによって遺体に献酒が行われたという。(翻訳・編集/NN)

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