2008年12月19日、紅網によると17日、インターネットの掲示板にネットユーザーが選んだ「2008年の最も感動した動物トップ10」が発表された。1位は四川大地震で36日間生き続けた「奇跡のブタ」。多くのネットユーザーが「奇跡のブタに感動した！」と書き込んでいる。

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このブタは、四川大地震の際、がれきの下敷きになりながらも、奇跡的に空軍兵士の手で救い出された。人々からは「この奇跡のブタを食卓に乗せるようなことはしないで！」と延命を求める声が殺到し、博物館に引き取られた。未曾有の不景気で、中国の企業も打撃を受けている中、過酷な状況下でも生きることを諦めなかったこのブタが「奇跡のブタ」として多くの人から感動と共感を得ている。

2位以下は以下の通り。

・命の尽きた“夫”を守り続けた雌鳥

・70歳の老人の乗るリアカーを引いて5年になる牧羊犬

・放しても放してもその場から離れない亀

・ひき殺された“妻”を守り続ける雄猫

・ひき殺された仲間の死を悼みその場を離れようとしない犬

・突然意識を失った飼い主を心配して離れようとしない犬

・四川大地震で瓦礫の下敷きになった飼い主を救い出した2頭の犬

・飼い主に捨てられ車にひかれながらも市民が「再生」と名づけ食べ物をやり元気になった犬

・幾度となく離ればなれになりながら再び生活をともにすることができた犬の夫婦

（翻訳・編集/岡田）