仏スーパー開店セールに市民が殺到、棚倒れるなど大混乱―北京市

Record China    2008年12月22日(月) 10時44分

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20日、北京市で仏大手スーパー・カルフールの新店舗がオープンした。開店セールに大量の市民が押し寄せて陳列棚が倒れるなどの騒ぎとなった。写真は20日、新規オープンに詰めかけた人々。

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2008年12月20日、北京市で仏大手スーパー・カルフールの新店舗がオープンした。開店セールに大量の市民が押し寄せ陳列棚が倒れるなどの騒ぎとなった。21日、中国新聞社が伝えた。

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それによると、20日、北京市石景山区に商業施設・石景山万達広場がオープンした。地下一階はスーパーのカルフール。当日は開店セールで、食用油、米、小麦粉、肉などを大幅に値引きしたほか、近隣では1枚5元(約65円)の割引券まで配っていたという。

景気悪化に苦しむ庶民がこのチャンスを見逃すはずがなかった。当日は開店前から黒山の人だかりだったという。武装警官が一列になって交通整理にあたったが次々と流れ込む人の流れは圧倒的で、ついに売り場の中はパンク。詰めかけた人の圧力で陳列棚が倒れる騒ぎとなった。

勢い込んでの開店セールが散々な結果を呼んだカルフールは予定より数時間早く閉店、それどころか25日まで営業を一時中止することになってしまった。もっとも死人が出なかったのは不幸中の幸いだった。昨年11月には重慶市のカルフールで将棋倒しが起き、3人が死亡する事故が起きている。(翻訳・編集/KT)

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