2008年12月22日、20日付華夏時報によると、中国石油最大手の中国石油化工股〓（にんべんに分）有限公司（シノペック）がロシアの資源会社Urals Energyの買収を計画していることがわかった。買収価格は1億3000万米ドルとなる見通し。

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Urals Energyはロンドン株式市場に上場するロシアの石油・天然ガス開発会社。保有する同国油田の原油・ガスの確認埋蔵量は現時点で1億7000万トンとなる。Urals Energyは巨額の負債を抱えるほか、パイプラインなどへの投資がかさんだことで財務が悪化しており、戦略投資家の引き入れを検討していた。

中国石油化工の関係者によると、Urals Energyが優良資産を保有しているため、今回はUrals Energyの時価総額から約6倍高い価格を提示して完全買収を目指す。現在はロシア当局の承認を待っている段階だという。（翻訳・編集/KS）