Record China 2008年12月25日(木) 11時20分
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24日、NGO組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」がこのほど発表した「08年贈賄指数」で、ロシア、中国、インド、ブラジルが輸出の際の賄賂取引が最も横行している上位4か国に。写真は海南省反貪汚(汚職)賄賂局。
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2008年12月24日、環球網によると、ドイツに本部を置き、汚職・腐敗防止のため国際的に活動する非政府組織(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル」がこのほど「08年贈賄指数」(BPI)を発表した。ロシア、中国、インド、ブラジルが、輸出の際の賄賂取引が最も横行している上位4か国となった。
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22日の仏国際放送「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」によれば、この指数は0〜10で表され、10は最もクリーン、0は最も腐敗している状態を示すが、ロシアは5.9、中国は6.5、インドは6.8、ブラジルは7.4だった。一方、最も指数が高かったのはカナダとベルギーで、どちらも8.8。評価が高いのはいずれも先進国で、賄賂の横行が顕著とされた4か国は、賄賂によって政府機関の職員や主要企業の役員と結びつき、海外でのビジネスを展開していく傾向が強いという。
さらに同ラジオ放送局は、アフリカでの投資額と今回のランキングから、中国とインドがアフリカの経済に悪影響を及ぼす根源となっていることが証明されたと解説しており、フランス「ルモンド」紙も、中国とブラジルのアフリカ諸国への輸出増加は「不正な競争手段」によるもので、アフリカの利益を大きく損なっていると伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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