検察の不祥事取材の女性記者、逮捕後に弁護士との接見阻まれる―山西省

Record China    2008年12月25日(木) 17時29分

拡大

24日、中国の国営中央テレビ(CCTV)の女性記者、李敏氏が今月初め、山西省で収賄の疑いで逮捕された事件で、弁護士が接見妨害を受けていたことが分かった。写真はCCTVの新社屋。

(1 / 9 枚)

2008年12月24日、中国の国営中央テレビ(CCTV)の女性記者、李敏(リー・ミン)氏が今月初め、山西省の検察庁に収賄の疑いで逮捕された事件で、李氏の弁護士が接見妨害を受けていたことが分かった。新民網が伝えた。

その他の写真

李氏の弁護士、周沢向(ジョウ・ザーシアン)氏によると、周氏は11日と12日の2回、李氏が勾留されている太原拘置所で接見を求めたが、2回とも「検察庁の許可がない」などの理由で李氏に会えなかった。だが、「弁護士法」によると依頼人との接見に検察庁の許可は必要ないという。周氏は「李氏が起訴されるのも時間の問題だろう」と語った。

李氏は検察庁の不祥事を取材中の今月初め、北京市内の自宅にいたところを山西省から来た検事らに連行された。山西省では今月1日にも、違法な土地取引を取材していた雑誌記者が滞在中のホテルから複数の男に連れ去られ、2週間行方不明になった後、収賄容疑で逮捕されていた事件も発生している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携