騒音うるさい!村人らがデパートを襲撃―広東省東莞市

Record China    2008年12月25日(木) 16時35分

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24日、広東省東莞市郊外の村で22日、村人数百人が村内にあるデパートを襲撃するという事件が起きたと伝えられた。原因は店が大音量で流していた客寄せだった。写真はクリスマス商戦に沸く湖北省のスーパー。

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2008年12月24日、広州日報によると22日、広東省東莞市郊外の企石村で、村人数百人が村内にできたデパートを襲撃するという事件が起きた。

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事件の発端は、2日後のオープンが予定されていたデパートが大音量で流していた客寄せの音だった。デパートの向かいで薬局を営んでいる女性によれば、このデパートが客寄せを始めたのは1か月ほど前。毎日午後4時頃から夜10時まで大音量で客寄せ放送を流し続け、附近の住民はこれまで我慢に我慢を重ねてきたのだという。

22日午後6時頃、あまりの騒音に耐えかねた近隣の住民が、店の警備員に音量を下げるように求めたところ、警備員に店内へ連れ込まれて袋叩きに遭い、村人4人が次々に大ケガを負った。これを知った村人たちは激怒。8時頃、村人数百人が店へ押しかけ、店をめちゃくちゃに破壊。ガラスというガラスは割られ、ショーウインドウや陳列棚も破壊された。知らせを受けた警察が駆けつけ、事態は収束した。店の外には「新規オープン!」の垂れ幕が残されているが、とても開店できる状態ではなくなってしまった。

現在、警察が事件発生の経緯などを詳しく調べているが、店を襲った村人は700人にのぼると見られている。村人にケガを負わせた警備員たちは行方をくらましているという。(翻訳・編集/岡田)

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