2008年12月25日、台湾の人気アイドルユニット・S．H．Eのメンバー、Selina（任家萱）が週刊誌「壹周刊」を名誉毀損で訴えていた事件で、1審は週刊誌側の無罪が言い渡され、Selinaはこれを不服として控訴していたものの、24日、台湾高等法院はこれを棄却したと報じられた。「中国娯楽網」の報道。

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07年8月に出版された「壹周刊」第325期号で、Selinaは「Selinaの元カレと噂されたミッキー・ホアン（黄子佼）に贈られたBMWで、人気男性歌手のワン・リーホン（王力宏）を釣った」と報じられた。これに激怒した彼女は父親同伴で記者会見を開き、涙ながらに「車は自分のお金でミッキーから買いとったもの」と説明した。

Selinaは同誌を名誉毀損で訴えたが、1審では「読者に誤解されるような記事ではなく、名誉毀損にはあたらない」として無罪となった。Selinaはただちに控訴したが、高等法院がこれを棄却したことで、同誌の無罪が確定した。「壹周刊」の法律担当マネージャーは今回の裁判所の決定を受けて、「我々の主張が認められて大変うれしい。我々は逆にSelinaを誣告罪で訴えているところだ」と明かした。（翻訳・編集/本郷）