2008年12月26日、中国新聞網によると、来年1月26日の旧正月を控え、広東省東莞市鳳崗村が運営するサイト「鳳崗網」の掲示板に、「彼氏レンタル募集」という書き込みがあり、物議を醸している。

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26歳の女性の書き込みは「素敵な彼氏をお借りして帰省し旧正月を過ごしたい」という題で、「私の結婚を心配する両親を安心させたいので一緒に帰省してほしい。1日200元（約2640円）、食費・交通費別途支給。誰か私の夢を叶えて」という内容。また、33歳男性の温（ウェン）さんも、1日200元で10日間程度一緒に帰省してくれる女性を募集している。年々結婚へのプレッシャーが強まり、両親を失望させないために募集したという。彼の書き込みのページビュー数は1200余りに上り、100人以上からコメントが寄せられた。既に女性数人から問い合わせがあるという。

これらに対し、「ビジネスに過ぎない。感情の責任も伴わないしいいのでは」という意見の一方、「1人の相手に誠実に向かい合うべき。1か月の間に本当の彼女に出逢えるかもしれない。そうして初めて楽しい新年を迎えられる」という反対意見も。

鳳崗法律事務所の王孝明（ワン・シャオミン）弁護士は、適齢期の男女が相手を伴って帰省し、両親を安心させたいというのは理解出来るが、人身や財産などが危険に曝される危険性もある。また両親にとっては騙されたことにもなるため、お勧めは出来ないと話す。（翻訳・編集/中原）