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27日、五輪開会式音楽総監督の陳其鋼氏は北京五輪テーマソング「You and Me」の歌手変更について、総演出のチャン・イーモウ氏と大ゲンカになったエピソードを明かした。写真は陳監督(右)と当初歌う予定だった大学生歌手。
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2008年12月27日、北京市で北京五輪テーマソング「You and Me」愛蔵版CDの発表会が開催された。席上、北京五輪開会式音楽総監督の陳其鋼(チェン・チーガン)氏は総演出のチャン・イーモウ(張芸謀)氏と大ゲンカになったエピソードを明かした。28日、中国新聞社が伝えた。
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五輪開会式では中国の人気歌手・劉歓(リウ・ホワン)と英人気歌手のサラ・ブライトマンがテーマソング「You and Me(我和[イ尓])」を歌った。しかし直前まではボランティアの大学生2人が歌う計画だった。大学生2人は1年近くにわたりトレーニングを積んできたが、五輪直前の7月23日になって、突然チャン氏が人気歌手に変更するよう電話で命じてきた。陳氏はとても受け入れられないと反論、路上の大ゲンカのような罵り合いにまで発展した。最後にはチャン氏が「受け入れられないなら仕事を辞めろ」と強硬な態度を見せたため、陳氏が折れたという。今回の愛蔵版CDには大学生が歌うバージョンも収録されているとのこと。
発表会にチャン氏は参加しなかったが、以前テレビ番組に出演した際に、「テーマ曲を一般学生が歌うというのは僕が早くから決めていたことで、一種の冒険だった。でも結局は最後に妥協してしまった。良かったのか悪かったのか、今でも分からない」と語っている。(翻訳・編集/KT)
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