Record China 2008年12月29日(月) 20時55分
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28日、仏メディアがこのほど発表した08年度「世界スポーツ強国ランキング」から、中国は北京五輪で米国を引き離して金メダル数世界一の座についたもののスポーツ強国にはほど遠い現実が浮かび上がっている。写真は北京五輪中国女子体操団体。
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2008年12月28日、長沙晩報によると、スポーツ・ニュースで定評のあるアヴァス通信スポーツ・フランス(Havas Sports France)からこのほど「世界スポーツ強国ランキング」が発表された。
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ランキングによると、中国は北京オリンピックで金メダル数1位に輝いたものの、08年を通して行われた国際大会での金メダル総数は155個、195個を獲得した米国に次ぐ第2位となっている。
発表されたのは52競技149種目、1577の金メダルのデータ。やはりアメリカは強く、52競技のうち11競技で1位の座についた。中国はバドミントン、体操、重量挙げ、卓球、射撃など得意とする5競技のみ。このデータは北京オリンピックでの金メダル数イコールスポーツ強国ではない事実を浮き彫りにしている。しかし中国の近年のスポーツにおける躍進も否定できない事実であり、アヴァス通信は中国を、スポーツ最強国アメリカのライバルと位置付けた。
中国国家体育総局が17日に公表した「2007年全国住民の体育活動についての調査」では、「よく運動する」人口は28.2%。スポーツ先進諸国と比べると、遠く及ばない数字だ。報道は、オリンピックの成功を足がかりにして、中国をスポーツ強国に育てることが必要だと呼びかけている。
ちなみにランキングの3位から6位はそれぞれ、ロシア、ドイツ、フランス、イタリアとなっている。(翻訳・編集/津野尾)
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