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新疆の灼熱の荒野を行き、各村で歓迎を受ける僧侶の一行。このような光景は玄奘の時代と変わらないものだろう。
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2006年9月17日、「玄奘の足跡をたどる」という活動に参加した中国と台湾の仏教僧明賢(ミンケン)法師と聡明(チョンミン)法師が、関係者たちとともに新疆(しんきょう)トルファン市に到着し、火焔山を越えた。火焔山は物語「西遊記」にも登場する、孫悟空が羅刹女に芭蕉扇で吹き飛ばされた場所。今回の活動に参加した僧らは唐時代(618〜907年)の高僧玄奘(げんじょう)の足跡に沿って歩き、7月20日に西安を出発、11月20日に北インドのビハール州にあるナーランダーに到着する予定。ナーランダーには5世紀頃設立された、インド最大の仏教大学の遺跡が残る。
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