<08年中国ヘンテコニュース6>地中から不気味な肉塊、不老不死伝説の生命体「太歳」発見か―陝西省

Record China    2008年12月31日(水) 14時9分

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08年も中国では様々なニュースがあった。その中からちょっと変わったヘンテコニュースを10本紹介する。6本目は陝西省で発見された謎の肉塊のニュース。

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2008年も中国では様々なニュースがあった。その中からちょっと変わったヘンテコニュースを10本紹介する。

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6本目は陝西省で発見された謎の肉塊のニュース。地中から発見された生命反応のあるこの物体について、中国古来から言い伝えられる伝説の「太歳」ではないかとの期待が高まった。

湖北省出身の湯さんは友人とともに今年8月に漢中市の漢江のほとりを散歩中、水草の生い茂る岸辺に異様な物体が埋まっているのを発見。木の棒で掘り起こすと、それは直径30cmほどの肉球だった。色は乳白色で触った感じは肉そのもの。湯さんはこの物体を家に持ち帰り、客間のコンクリートの床に置いていた。翌日、物体は肉球から扇形の扁平な姿に変わっており、色も褐色に変化。表面には泡状の粘液がにじみ出ており、ナイフで切り裂いてみると、その傷口はすぐにふさがったという。

その後、湯さんはこの不思議な物体に毎日水をかけているが、そのたびに表面の色が変化するという。陝西省理工学院生物化学の専門家3人がこの物体について調査したところ、体長62cm、幅57cm、重さ17.5kgであり、生命反応が確認された。

秦の始皇帝が求めた不老不死の薬の原材料として有名な「太歳」は、「肉霊芝」とも呼ばれ、「山海経」や「本草綱目」にも出てくる伝説の生き物。表面は粘液で覆われ、自己治癒力があるのが特徴だが、今回発見された肉塊がその「太歳」であるかどうかは今後の詳しい検査結果を待たねばならないという。(翻訳/本郷・編集/TH)

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