Record China 2009年1月5日(月) 7時18分
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2日、上海市政府は、金融危機の影響を受け、雇用状況は悪化しているものの、総体的に見て平穏な状態を保っており、大規模なリストラは見られないと述べた。写真は08年上海で行われた大型就職説明会。
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1月2日、中国青年報の報道によると、上海市政府の陳啓偉(チェン・チーウェイ)報道官が定例記者会見で、上海は金融危機の影響を受け、08年10月より雇用状況は悪化しているものの、総体的に見て現在のところ平穏な状態を保っており、大規模なリストラは見られないと述べた。
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陳報道官はしかし、今年上半期には状況は更に悪化するだろうとして、上海市人力資源・社会保障局では6項目の対策を練り、事態の安定化を図っていると述べた。具体的内容は以下の通り。
1、関係部門は雇用状況の変化を把握し、早急な対応を採る。
2、雇用促進業務の強化。
3、給与を支払えない企業に対する「未払い給与保障基金」での補助金給付。
4、就業者が1人もいない家庭や低収入の農家に対する就職援助の強化。
5、労使双方の利益を維持出来るよう紛争の仲裁強化。
6、雇用安定、職業訓練、就職援助の臨時計画策定。
上記6について陳報道官は、経営困難に陥った企業に特別援助を行い、極力人員削減をしないよう働きかけていくことや、大学生や兼業農民の技能研修など新しい労働力に対する補助金給付により社員の技能向上を図ること、失業者を雇用する企業には補助金を給付することなど、更に実情に即した対応をすることで失業者が短期間に就職出来るようにしていくと述べた。(翻訳・編集/中原)
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