Record China 2009年1月6日(火) 17時54分
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5日、中国で何らかの「心の病」を抱えた人の数は1億人を超えたが、社会的認知度は5割に満たないという。写真は昨年6月、四川大地震の被災地に設けられた精神病院。
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2009年1月5日、中国で何らかの「心の病」を抱えた人の数は1億人を超えたが、社会的認知度は5割に満たず、治療を受ける患者の割合も非常に少ないことが分かった。新京報が伝えた。
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中国疾病コントロールセンター精神衛生センターと北京大学精神衛生研究所が共同で発表した資料によると、中国で「心の病」を抱えた人のうち、焦りや不安などの神経症と軽度の精神障害の割合が最も速いスピードで増えている。同センターの黄悦勤(ホワン・ユエチン)主任は、「1億人に上ると見られる患者のうち、大部分は焦燥感やうつ症状に苦しんでいる」と説明した。
世界保健機関(WHO)が北京と上海で行った「精神衛生調査」では、アルコール、薬物使用による精神障害を含む患者のほとんどは、個人で苦しむ範囲に止まっており、社会に大きな危害を与えることはないとされた。一方で、精神疾病4人のうち3人は、きちんとした治療を受けたことがないという実態も明らかになっている。(翻訳・編集/NN)
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