行方不明の漁船、シージャックの可能性高まる―台湾

Record China    2009年1月6日(火) 7時38分

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2009年1月、台湾紙・聯合報は連絡を断っていた台湾船籍の漁船・金満成号が3日、オーストラリアのヘリに発見されたことを報じた。ヘリの撮影によると同船はインドネシア国旗を掲げており、インドネシア人船員によるシージャックの可能性が高いという。

2009年1月、台湾紙・聯合報は連絡を断っていた台湾船籍の漁船・金満成号が3日、オーストラリアのヘリに発見されたことを報じた。ヘリの撮影によると同船はインドネシア国旗を掲げており、インドネシア人船員によるシージャックの可能性が高いという。5日、中国新聞社が伝えた。

金満成号は許基法(シュー・ジーファー)船長とその兄弟の鄭義耀(ジョン・イーヤオ)機関長の2人の台湾籍乗員のほか、タイで募集したインドネシア人船員7人が乗り込んでいる。昨年10月11日に台湾を出港、インド洋での操業を続けていた。昨年12月29日、漁獲量が少ないため漁を数日間延長するとの連絡を台湾の家族に残した後、連絡を断っていた。

現在、同船は衛星電話などの連絡に答えない状態だが、GPSによればインドネシアのジャワ島に向けて航海中だという。オーストラリアのヘリによって撮影された写真によると同船は現在インドネシア国旗を掲げており、インドネシア人船員による乗っ取り事件が発生した可能性が高まっている。4日、インドネシア政府は同船を調査するため艦艇を派遣した。(翻訳・編集/KT)

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