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弁髪のミイラが完璧な姿で出土、清代のものと判明―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年1月7日(水) 16時32分

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5日、新疆ウイグル自治区トルファン市で清代の古墳群が発見され、完璧な姿でミイラ化した遺骸も出土した。うち1体は弁髪姿の男性で、保存状態は非常に良好だという。

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2009年1月7日、新疆ウイグル自治区トルファン市で5日、清代(1636−1912年)の古墳群が発見され、完璧な姿で保存されたミイラも出土した。新疆ウイグル自治区のニュースサイト・亜心ネットの報道。

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古墳群は建設現場で作業員が発見した。報告を受けた新疆考古研究所とトルファン文物局が行った発掘調査では合計6体のミイラ化した遺骸と、大量の衣服や靴が出土した。うち、保存状態が非常に良好なミイラは、身長170cmの漢民族の男性で弁髪姿、無傷の皮膚には口ひげまで残っており、「博物館展示クラスの完璧なミイラ」と発掘調査員も驚いた。

この発掘を受け、トルファン考古学研究院の張永兵(ジャン・ヨンビン)氏は「清代、この地区には軍人を中心とした漢民族が居住していた。ミイラの着衣は官吏のものではなく、副葬品もないことから、遺体の男性は民間人と思われる」としている。

地元旅游文物局は「都市化に伴う建設ラッシュで、今後もこのような考古的発見が続出することが予想される。文物保護の意識を持ち、このような発見があった際には漏れなく地元の文物局に報告してほしい」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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