北京は世界一安全な都市、ヨハネスブルグと比較―カナダ紙

Record China    2009年1月9日(金) 12時16分

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6日、カナダ紙はこのほど、北京市と南アフリカ共和国のヨハネスブルグ市を比較した記事「共産党大会の席上でダンスは踊れない」を掲載した。写真は北京市。

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2009年1月6日、環球時報によると、カナダ紙「The Globe and mail」は同紙記者が北京市から南アフリカ共和国のヨハネスブルグ市へ転勤し、両都市を比較した記事「共産党大会の席上でダンスは踊れない」を掲載した。

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記事はまず、気候の比較から始まっている。北京はほこりや排気ガスが充満し、7年間過ごした記者の肺に小さな影ができたほど空気が汚れており、天気もどんよりした日が多かったと指摘。一方、ヨハネスブルグの空気は澄み、毎日太陽が輝くすばらしい気候だと称賛する。

しかし、安全面となると評価は一変。北京では真夜中でも身の危険を感じたことがなく、世界一安全な都市の1つだと評す。これに反し、ヨハネスブルグは殺人事件の発生率が世界一高い都市の1つで、警報機や監視装置がいたる所に設置されているなど、厳重な警戒がされているという。

記者生活の面では、北京は世界からの注目度が高く、あらゆるメディアが集まり活発な取材活動が行われていた。特に重要な政治の報道シーンは、厳粛で重苦しく、笑い声や大声で叫ぶ光景は一切見られなかったとしている。一方、ヨハネスブルグは注目度が低い反面、政党の設立大会など重要な会議中でも突然歌ったり踊りだす人がいるなど、雰囲気は極めて明るいという。こうした光景を目の当たりにし、記者は「中国共産党の代表大会などで歌ったりダンスを踊ったら、即座に会場外につまみ出されるだろう」と当時を述懐している。(翻訳・編集/HA)

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