Record China 2009年1月13日(火) 1時23分
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11日、「2050年には現在世界で話されている6000種以上ある言語のうち90%が消失する」―ユネスコの発表を受けて、中国の専門家は「言語博物館」建設の必要性を説いた。写真は新疆ウイグル自治区の図書館で民族語の雑誌を読むカザフ族女性。
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2009年1月11日、四川在線によると、四川省成都市で開催されたフォーラム「成都故事百家談」に10日、ゲストとして招かれた西南民族大学文学院教授で著名な詩人の羅慶春(ルオ・チンチュン)氏は、「言語博物館」建設の必要性を説いた。
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「地球上にある6000種以上の言語のうち、少なくとも3000種以上が消失の危機にある。報告では2050年までに90%の言語が地球上から消失すると予想している」と指摘したのはユネスコ(国連教育科学文化機関)北京事務所のビスタ教育担当。同氏は「2008年国際言語年・第9回国際母語デー記念フォーラム」の席上、「インターネットの普及により世界のグローバル化が進み、大国の言語が共通言語となってその他の言語を疎外している」と述べた。中国では5系列130余りの言語が存在するが、うち19が消滅寸前にあり、73が消滅の危険性大で、8言語が完全にコミュニケーション手段としての機能を失っているという。
羅教授は絶滅の危機に瀕している地球上生物と同様に言語も保護すべきだと唱え、同時に次世代に教育し伝えていく必要性を強調。その手段として言語博物館を建設し、母語文化を保護すべきだと訴えた。(翻訳・編集/本郷)
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