Record China 2009年1月14日(水) 16時9分
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12日、香港でゴミとして廃棄される食品が毎年120万tに達している。調査を受けた84%が「外食時に食べ残す習慣がある」とし、わずかに13%が「注文時に量を減らすよう頼む」と答えた。写真は香港のレストラン。
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2009年1月12日、香港紙「大公報」によると、香港でゴミとして廃棄される食品の量が毎年120万tに達している。中国新聞網が伝えた。
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調査を行った環境保護団体「緑領行動」によると、調査を受けた84%が「外食時に食べ残す習慣がある」と答え、うちわずかに13%が「注文時に量を減らすよう頼む」と答えた。同団体は「経済不況の中、香港人の浪費は著しい」と結論した。
また、2年ほど前から飲食業界が推し進めている、毎月第1水曜日に注文時にご飯の量を減らすよう言った客に対しては1元を返すという「少飯平一蚊」運動についても80%近くが「あまり知らない」と答えた。
香港環境保護署によると、香港では近年、食べ残しの食品からなるゴミが固形ゴミ全体に占める割合が上昇。05年には33%だったのに対し、07年には35%になり、食品ゴミは毎年120万tにも上っている。こうした状況の下、「緑領行動」はレストランで食事中の約800人に調査を行い、65%が「自分は食物を無駄にしていると思う」と答えた。食べ残す理由については半数近くが「量が多すぎるため」と答えたが、「注文時に量を減らすよう頼む」と答えたのはわずか13%だった。
同団体は、「香港人の飲食文化は極めて奢侈だ」とした上で、「お金を支払った以上、元を取るべき」という観念が強いことが背景にあると見ている。こうした食物の浪費に加え、香港ではゴミの処理規定が厳格でないため、放置したごみによる土地汚染やメタンガス発生など、環境汚染にもつながっているという。(翻訳・編集/小坂)
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