中央ビジネス地区オフィスビル、空き室だらけで賃料も下降―北京市

Record China    2009年1月14日(水) 17時28分

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13日、北京市にある中央ビジネス地区(CBD)のオフィスビルの空き室が目立っている。賃料も3年来初めて下がり、2007年と比べ4.5%の下降。写真は北京市CBDのビル。

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2009年1月13日、第一財政経済日報によると、2008年第4四半期、北京市の中央ビジネス地区(CBD)にあるオフィスビルの空き室率が35%と3分の1を超え、国際的不動産コンサルタント企業「シービー・リチャード・エリス(CB Richard Ellis Group)」研究部の覃暁梅(タン・シャオメイ)取締役が明らかにした。

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2008年第3四半期にオフィスビルの新規賃貸数が大幅に増えたことに加え、金融危機の影響により外資系金融企業が経費削減のため、賃料が割高なCBDから安価な他のオフィスビルへと移転したことなどから、CBDの入居数が減り、北京CBDの空き室率は過去5年で最高となっている。また、賃料も過去3年で初めて下がり、2007年同期比で4.5%下がった。

CBDの賃料は今後も下降を続けると見られ、覃氏によれば、環球金融センター、世華国際センターなど多くのオフィスビルで今後12〜15か月以内にさらに約240万平方メートルのオフィスが新たに市場へ投入されることになっているが、その多くがCBDに集中しているという。(翻訳・編集/岡田)

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