Record China 2009年1月14日(水) 17時44分
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13日、日本統治時代の台湾を描くラブストーリーで、台湾映画史上最大ヒットを記録した「海角七号」について、中国国内での上映が決定した。一部では「日本統治を美化する作品」として、上映が差し止めになるのでは?との憶測も流れていた。写真は出演者の田中千絵。
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2009年1月13日、日本統治時代の台湾を舞台とした日本人と台湾人の恋愛を主軸に据える台湾映画「海角七号」について、中国最大の国営映画会社・中国電影集団の翁立(ウォン・リー)氏が、2月14日より中国国内で公開することを発表した。一部では、ストーリーが「日本統治時代を美化するもの」として、国内上映が差し止めになるのでは?との憶測も流れていた。
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「海角七号」は、台湾映画として台湾で過去最高の興行収入を上げた大ヒット映画で、「台湾のアカデミー賞」ともいえる08年の金馬賞で最優秀作品賞など5部門を制覇、台湾で活動する日本人女優の田中千絵が出演していることでも話題となっている。昨年12月には、その内容がネックとなって中国国内での上映が見合わせになったとの報道があったが、中国電影集団などの関係者らは「字幕制作が間に合わなかった」「配給会社が上映の是非を検討中」などとし、これを否定していた。
中国電影集団のスポークスマン・翁立氏によると、国内のメディアを統括する中国国家広播電影電視総局から上映許可が下り、このほど、ラブストーリーであることを絡め、バレンタインデーに全国で同時公開することが決定したという。同氏は「同期に上映される作品の中でも最もヒットが期待できる作品」と、この作品を位置づけた。(翻訳・編集/愛玉)
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